« 日経平均株価バブル後最安値更新・・・ | Main | GMショック・・・ »

November 04, 2008

今日は、アメリカ大統領選挙の日・・・

早いもので、もう11月だね。

今年の経済状況は、過去に例を見ないほど激動の年になっちゃった・・・

昨年夏のサブプライム問題を発端に雲行きが怪しくなってきて、今年9月15日のリーマン・ブラザーズの破綻から、世界中に金融不安が広がった・・・

ノーベル経済学賞のスティグリッツ教授は「証券化という事業は1分に1人づつの愚か者が生まれるという前提に基づいている。経済のグローバル化によって、この『愚か者』は全世界で探すことができるようになった。そして、愚か者は世界中で見つかった」と米国議会で証言した。

今日は、アメリカ大統領選挙の日だ・・・

民主党のオバマ候補が優勢のようだ。
黒人初のアメリカ大統領になり、リベラル路線に切り替える事になるのか・・・

共和党のマケインが勝利し、共和党路線を引き続く事になるのか・・・

いずれにせよ、両者の経済政策が注目されている。

今回の金融危機は、ブッシュ政権の失策と捉えられているため、同じ共和党のマケイン候補には逆風だ・・・

何もなければ人種問題が全面に立っていたかもしれないが、今回は、肌の色とは関係なく、経済政策で選択するという兆候が強くでているようだ。



また、今月11月15日は、G20による「第2ブレトンウッズ会議」がワシントンで行われる。

G20は、G7+ロシアにBRIC(中露印伯)などで構成される会議になる。

会議の主題は、今後の金融規制についての話し合いになるが、ヘッジファンドをつぶしたいドイツ・フランスとアメリカ・イギリスとが対立する事が予想され、何も決まらない可能性もある。

新大統領の初仕事になる可能性もあり注目されるところだ。

だが、アメリカを中心とした金融システムの継続は難しいだろう・・・

国連においても動きがある・・・
10月30日に行われた国連総会において、上記のスティグリッツ教授は、現行の国連組織は先進国優先になっており、発展途上国に不利になっているので大改革が必要だと述べた。さらに、IMFや世界銀行に代わりうる国連の新たな経済組織として、中国・日本・インド・産油国といった外貨備蓄の多い国々が主導する形の国際基金を作ることを提案し、IMF・世銀(ブレトンウッズ機関)を大改革する方向性として「ブレトンウッズ体制の作り直し」を提唱した。

スティグリッツ教授は、国連が今後作る予定の国際金融制度と国連経済組織(IMFと世銀など)の改革のための専門家組織のトップに就任する予定となっており、この体制作りは、国連としての構想ということができる。

ドルの信頼が失われ次世代の金融経済システムの議論が起きている・・・

IMF、世界銀行、国連と、国際金融を取り巻く新たな金融システムの構築が模索され、米、英、仏、独、露、中、印、そして中東産油国の新たな覇権争いがすでに始まっている。

アメリカの信用が失墜し、世界経済は群雄割拠の時代に突入したといえるだろう・・・

先進国が後退し、資源を豊富に保有している途上国の下克上もありゆるだろう・・・

アメリカの経済が後退局面になり、中国、印度、インドネシアなどの多くの人口を保有する国が消費の中心となってくるかもしれない・・・(通貨は弱いので購買力はまだ弱いかもしれないが・・・)

インドネシアの通貨は弱含んでいるが、天然ガスなどの地下資源は豊富で経済力はあなどれない・・・

国連のパワーバランスにも変化がでてきている・・・

常任理事国の国力が弱くなるにつれ、途上国の発言力が増してきている・・・

このような混沌からどこの国が台頭してくるであろうか・・・

日本はどのようにビジョンを持って行動すればよいのだろうか・・・

民主党、自民党、いずれの政党に日本の未来を託せばよいのだろうか・・・




ここ数日は、各国政府の金融安定対策が功を奏し、株式市場や為替相場も落ち着きを取り戻しつつあるように見える・・・

しかし、これから企業の下方修正や人員削減計画が行われ、実体経済への影響が本格化し始める。

金融機関の破綻だけでなく、実際に物作りをやっている企業に破綻が広がってくると再び株価の下落、為替も乱高下するだろう・・

G20の会議が評価できない結果となった場合、それを引き金に再び株式と為替のマーケットが不安定になることも考えられる・・・

今、日本円をドルやユーロ、ウォンなどに交換している人がいるが、今はまだ早いと考える・・・

ドルやユーロはまだまだ不安定で、円高はもっと進む可能性がある・・・


ある新聞社のアナリスト23人のアンケートでは、世界経済の回復時期について、08年内の回復はゼロ人、09年内が12人、10年以降が8人、回復に10年~15年かかるという回答もあった・・・

世界経済は長いトンネルにはいったことは間違いない・・・

我々にとって、この経済危機はピンチだろうか?

我々は自分の努力ではどうしようもない嵐を目の当たりにして、ただ立ちつくすだけなのか?

この危機をチャンスと捉え、果敢にリスクを取って行動を起こすのが経営者の資質ではないだろうか。

ただし、闇雲にリスクだけとってもいけない・・・

綿密にマーケットを分析し、緻密な事業計画書を作成し、リスクを少なくしてリターンの確率を高くすることが大切だ・・・

今は、100年に一度の金融危機と言われているが、逆に言えば、これは100年に一度のチャンスと捉えることもできる。

みんなにとってこの金融危機はピンチになるか?

それとも、チャンスになるのかな?(^^)

|

« 日経平均株価バブル後最安値更新・・・ | Main | GMショック・・・ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58951/43010486

Listed below are links to weblogs that reference 今日は、アメリカ大統領選挙の日・・・:

« 日経平均株価バブル後最安値更新・・・ | Main | GMショック・・・ »